心がだらけたがっているんだ。

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元気のGは

久し振りに日記書くのG!

つらつらGレコについての私的感想とか。
以下続く



Gのレコンギスタどうだったの?
と言う問いに対して、俺は面白かったけど、他の人からしたら「なんじゃとて!」って感じかもしれない。
ただ、それでは身もふたもないので、最後まで完走した人間としてちょっと思ったことをつらつら書いてみる。
なんかの役に立つかとかはしらぬ。

 「Gレコって結局なんだったのよ?」
 私的な感想としては、「TRPGゲームのルールブック」的アニメなんだと思う。
TRPGを知っている人じゃないとわからないかもですが、ルールブックってルールやら数値やら以外にも世界観だとか、世界各国の特色だとか、有力人物だとか、そういうのが載ってんですよ。
 そして、世界観をつかんで貰うための小説的な物が付いてたりもする。Gレコはそういう感じを目指したのではなかろうか。御大が新しい世界として用意したリビルドセンチュリーの世界観とルールを提示するための作品。これを基盤としてシェアードワールドとして他のクリエーターに色々作ってもらえるような物を目指したのかなーと思う。
 2クールという枠に明らかに収まらないスケールなのも、リビルドセンチュリーの人類到達域である木星まで全部提示したかったからなんじゃなかろうか。明らかに削れるだろう無重力空間での生活やら、モビルスーツのコクピットのトイレやらに尺を割いたのも、世界観説明に必要だから。ルールブックに載ってる酒場に行くとこんな料理がこんくらいの金額で出てきますよという感じのアレ。
 わかりにくいかなー? もうちょいまとめてから書いた方がいいかもだけど、面倒なのでこのまま行こう。
 
 主人公であるベルリの背負ってる役割は、世界の解説役であり、旅行のツアーガイドなんじゃないかな。
 作中ではいろんな勢力の背景や思惑があったりするけど、はっきりしないのは旅行のツアーガイドにそんなことを聞かれてもわからんと言う所なんじゃないかと。
 旅行のツアーガイドはその観光地の歴史については話してくれるけど、政治について講釈してくれたりはしないからね。
 それに加えて、旅行ガイドであるベルリが全てにおいてきちんと把握してない。新人バスガイドさんが、だからしかたない。うろ覚えのままなんとなーくの説明なので、凄いふんわりとしている。
 その辺補佐してくれるキャラとして配置されているはずのアイーダさんも、微妙。アイーダさんなりに自信もっていろいろ言ってくるけど、いろんな意味で能力が足りないからなー。ひょっとして「アイーダさん=無能?」。はい、作中屈指の無能な人です。
 説明してくれる大人? 未実装。そりゃ訳わからんくなるわ。
 「これは〇〇です(多分)」
 「いや△△だろー(無能)」
 「実際どうなんやろ・・・・・・」
そんなん視聴者に振られましても・・・・・・・。
 リナ不在のまま、ガウリイ(マイルド版)だけで進んでいくスレイヤーズと言ったところ。これもネタ古いっすね。

 なんで、説明できるキャラクターを入れなかったのかというのが疑問として立ち上がってくるんだけども、本作では意図的に「キャラクターが情熱ももって思想的な説明をすること」を排除しているように思える。
 御大の作品では、ガンダムで言う宇宙と地球の人類の争いや、キングゲイナーのエクソダス主義など、思想的な対立問題が背景にあって事件が起きている。主人公は巻き込まれ型だけど、最終的にはきちんとしたその思想を鮮明に出し、事件を解決する。
 富野監督の作品が最近になるほどに、その思想的な情熱の原動力がヒロインのサラさんへの愛情だったり、日常のゲーム三昧な生活だったりと身近なところに落ち着いてきている気がする(若干話逸れた)。
 でも、極論するとGレコだとベルリは特に主張することないんだよね。

 「ヘルメスのバラの設計図というオーバーテクノロジーを使って殴り合うのやめーや! 危ないやろ!!」
 
ってのが、最終的な戦闘理由だが、これは単純にベルリの人間性による物であって特段特別なことでもなんでもない。
 敵の側もラスボスであるマスクさんの戦闘動機は権力欲とベルリへの嫉妬だし、木星の小清水亜美はなんかもうすがすがしいほどアッサリ投降しちゃう。
 特に象徴的なのが、裏から操っていたとされる作中最大の黒幕であるクンパ大佐の死亡シーン。黒幕なのにホント偶然の人身事故で死んじゃう。こんなん普通やらんわ。キャラの立場から思想的な物を発信することを意図的にさけているとしか思えない。
 戦争が、特別な思想とかそういった物で生じるのではなく、酷く原始的な衝動的な物から生じるものだし、それを止めることも特別な思想に基づいた物でないということなんじゃないかなー。
 現実世界でも、イスラム国がツイッターやイスラムの教えと言った人類の英知の結晶を元に中世暗黒世界的ムーブをしている。あの連中はイスラムの教えとかどうでもよくて、自分の欲望を満たすためにやってるとしか思えない。
 そしてそれに対しては、「くたばれこの犯罪者」でいいんじゃなかろうか? 思想的に正しいとか、背景にアメリカの中東への介入が背景にとか、そう言うの以前の問題だよね。駄目な物は駄目だよ。やっぱり。
 
 さて、作中で語り部不在のまま話が進むんだ結果、キャラクターが感情のままひたすら戦争していたと言う印象しかない物語になってしまった感。
 ベルリはアイーダさんへの憧れのまま突っ走ってた印象しかないし、アイーダさんはポンコツだし。自陣営の正当性について全く担保されない。その辺は全てGセルフ&ベルリ君が力技でなんとかしてしまった印象である。

 『何事も暴力で解決するのが一番だ』

 強いて言えば、ベルリはスコード教の教えに従って戦争に介入したのかな。でもスコード教って別に特別なところがある宗教じゃないよね。ぶっちゃけ、テクノロジーアレルギーのようなもんだし。

 とまあ、つらつら書きながら考えたことをまとめると、

    Gレコってぶっちゃけどうなん?
 ☆ Gのレコンギスタはリビルドセンチュリーの世界観を紹介する旅行番組(ただし案内役が初心者)
 ☆ 戦争とか特段主張することがなくても、出来るし止められるよね。
 ☆ でも、そういうの止めようとする行為は尊い。
 ☆ ただし、Gセルフ並みのチート性能が必要。
 ☆ 『何事も暴力で解決するのが一番だ』

  Gレコの悪いところ
 × 世界説明するのを意識しすぎて、木星とかまで全部紹介したから尺足りな杉内
 × 旅行番組にありがちな「各地の珍しい風習紹介コーナー」的に無重力かの生活とかについて説明てしたらSF力と引き替えに尺がさらに足りなくなったでござる
 × 説明キャラがおらず、各キャラのうろ覚え知識で説明がされるのでわかりにくい。
 × ついでに自陣営の立ち位置の正当性について自信が持てないため、感情移入というか納得し辛い。
 × 誰も彼もが素人みたいに感情で戦ってるようにしかみえない。
 
と言うところでしょうか。

 じゃ、悪かったところはどうしたらよかったのよ? ってとこですが、同じサンライズ制作の境界線上のホライゾンが参考になったんじゃないかなー。信者的な思考で申し訳ないですけども。
 あの正直イミフややこしい世界観と世界情勢を
 「可愛い子が自害とかいかんでしょ」
という主人公側のスタンスと
 「世界観はもう頑張って説明キャラと説明台詞でなんとかするしかないよね」
と言う割り切りがあのアニメを支えていたと思う。

 あー、そうだ。シドニアの棋士を参考にすれば良かったのか。弐瓶節を一般受けするように頑張っているスタッフさんには頭があがらんですね。ああいう風にすれば良かったのだなと自己解決。

 さんざん駄目出ししておいてなんですが、Gレコの続きやってくれんですかねー。今回不要な位してしまった世界観説明を省いて、各キャラがなんか面倒なこと言わない気楽な奴。キンゲから中だるみ感を除いた感じでお願いしたい。

 以上、ブルーレイマラソンしている信者の感想でした。

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  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:3
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コメント

クレッセントシップに乗ったあたりから、話の俯瞰を完全に見失いました。だから残りは感覚のみで追いかけました。
おかげでビーナスグロゥブを金星周辺だと、見終わるまで思い当たらなかった。

RC旅行番組ってのはわかる気がします。現地の空気を伝える為に、ガイドブックの読み上げを敢えて避けてる程の旅行記。
台詞に設定を詰め込むけど、設定よりも設定の下で生きている人々にカメラが向いている感じ。

暴力で解決が一番というかカミーユをマイルドにしたような?
技術独占をするラグー総裁のように人類すべてを考えなければならない。
戦艦乗って戦争ごっこを楽しむ奴らは、死んでしまえとは言わないけど死んでもいい。
クンパ大佐みたいに黒幕気取りで戦争起こすような奴は、死んでしまえとは言わないけど死んでもいい。
そんな殺伐とした中で無能をさらしながらも、武力に酔わないアイーダは偉いのかもしれない。
クリムは女のために武力を収めましたけど、ルインは女の為に武力を使ったので倒さなければならなかった。

誰も彼もが感情で戦っているようにしか見えないのは、本当にそうなんじゃないだろうかと思えてしまう。
日本人はある意味で武器アレルギーだから馬鹿に見えるのかもしれないけど、皆グエン様と一緒だと思うのです。
「命のやり取り」ではあるけれど、日本人だって簡単に人を殺せる車という道具を易々と社会で使っているわけで。
車なんてちょっとしたヒューマンエラーで簡単に死人を出せるのに使うのを止めない。それどころか一般道で競争意識をむき出しにしたりする。
だから「感情で戦っている」というのは異常な事に見えるけど、我々も簡単にそんな異常に陥る事ができるのかもしれません。

本当にそうなるかはともかく、小説等含めて続編は作らないらしいです。10年後ぐらいにガンダムUCのごとく、ルールブックたるGのレコンギスタを元にガンダムRCというような、リギルドセンチュリーのお話が作られるのかもしれません。

近くのアニメイトで限定盤残っているので買うか迷います。
  1. 2015/04/15(水) 23:39:46 |
  2. URL |
  3. ギシャ #mQop/nM.
  4. [ 編集]

続編、

作らないのかー。
今回のGレコという基本ルールブックを元にこれからいろんなエキスパンション的続編が出ると思ったのになー。
ゴンドワン大陸エキスパンション(陸戦メインでヘルメスの薔薇の設計図の影響少なめなミリタリーもの)や、金星のムタチオンエキスパンション(突然変異の肉体を持ったキャラによるサイオニクスもの)とか、G系等モビルスーツによるG系ファイトエキスパンション(各都市が代表のモビルスーツファイトで略)とか。
割と緩い世界観だから色々出来そうで面白いのになー。

>武力に酔わないアイーダ
姫様がご乱心しなかった理由は、「無能な自分を自覚せざるを得ない程無能」だったからなのかなーとも思う。
認められるだけの器は流石であると言える。
富野監督からの「上に立つ人間に必要なのは有能さではなく、自身の能力を把握して振る舞えること」というメッセージなのかなーと思うと色々考えさせられますな。
  1. 2015/04/19(日) 00:24:13 |
  2. URL |
  3. 雪 #mQop/nM.
  4. [ 編集]

ネットで続編情報が錯綜

小説版は出さない。続編はもう少しやって良いという話があれば(ベルリはいない)。続編や劇場版は過去の方法、新しい方法を模索中。劇場版のオファーがある。
結局作るのか作らないのかはわかりませんが、世界観への愛着は強いっぽいです。

GレコMSVとかがあれば色々作れそうですよね。
ビーナスグロゥブからキアムベッキJr達が復刻MS祭りを開催して、ボルジャーノンとかカプル誕生のきっかけになるとか見たい。
  1. 2015/04/20(月) 00:22:56 |
  2. URL |
  3. ギシャ #mQop/nM.
  4. [ 編集]

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