心がだらけたがっているんだ。

【速報】2013年仕様

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1月19日に思い浮かべたイメージ

俺はカジ兄貴って呼ばれてる。
わけあって、少し前までサカナの姿をしていた。
今はごらんのとおり、立派な人間サマだ。

この、海辺の小さな家に、俺とみにゃもは二人で暮らしている。

ここは居間。窓からは夏の強い日差しが差し込んでいる。
窓の前に小さな椅子があり、一人の少女が腰掛けていた。
みにゃもだ。
みにゃもは、いつものピンクのセーラー服を着て
足を組んで座っている。ふとももがまぶしい。
セーラー服の下には紺色のスク水がちらっと見えている。

「で、どうしたいの」

冷たい言葉がみにゃもの口から放たれる。どこか舌足らずであった。
みにゃもの視線の先には、こたつがあった。
俺はこたつの中で横になっていた。さすがに熱い。
何故こんな真夏にこたつの中に入らなくてはいけないのか。

みにゃもは、俺にこたつから顔だけ出すことを許している。
俺は、顔の左側を下にして、顔を横に、みにゃもの方に向けていた。
こちらからは逆光になるため、みにゃもの顔は少し暗く見える。

「あ、熱い…」

俺はすでに汗をかいていた。こたつは「強」に設定されている。

「キミがそれでもいいって言ったんでしょ」

見下しているのはわかるが、微妙な表情までは読み取れない。
窓からの光がふとももからふくらはぎまでの外側のラインを照らし、
それはまるで後光が差しているかのようだ。

つい、とみにゃもの左足が動いた。
俺の顔の目の前まで伸びてくる。そしてそのまま降りてきて…止まる。

顔に触れるか触れないか、ぎりぎりのところで足を揺らすみにゃも。

「どうして欲しいか、言ってってば」

親指の爪の先が、少しだけ頬をかすった。

「あ、あ…」

俺は喉がカラカラで、うまく声がでない。

「ちゃんと、みにゃもに踏まれたいです、ってお願いしてよ!」

俺の息が荒くなる。
よくわからない感情で体がいっぱいになり、
目の前の足のことしか考えられなくなった。

「みぃ、みにゃもに、踏まれぎおごご!!」

俺は、最後まで言い切ることができなかった。
みにゃもが左足を俺の口の中に突っ込んだのだ。

「サマ、でしょ?」

こんなこともわからないの?と言わんばかりに
吐いて捨てるようにつぶやくみにゃも。

「みにゃも『サマ』だよね?」

今度は噛んで含めるように、ゆっくりと。
語気には、明らかに「不愉快」がにじみでていた。

ぐりぐり。

みにゃもが、そのまま無造作に左足を突き出す。
小さな足とは言え、口の中に入りきるものではない。

「おごご、がああ」

情けない声が俺の口からこぼれ落ちた。

「りぴーとあふたみー」

感情のない声でみにゃもがつぶやく。
俺は、自分の口の中にある足に気をとられて、
声を聞き取るのが精一杯だった。
どこか遠いところから話しかけられているようだった。

「みにゃも様に、踏まれたいです。どうぞ」
「ふぃらほははひ、うああはがああッ!」

強い勢いで足が奥にねじこまれた。

「ふ、ぃ、らほがああ」
「ふざけてんの?全然言えてないじゃん。」

鋭い怒りと軽蔑が折り混じった言葉をあびる。

「あーあ、最ッ低だよね」

ぐりぐり。

「せっかくボクが、キミを人間に戻してあげたのに」

ぐりぐり。

「人間の言葉を、覚えようともしない」

みにゃもは、俺によく聞こえるように、
わざとらしいくらい、ひとことずつ区切って発音した。
ひと区切りごとに、みにゃもは左足を前後に動かす。
そのたびに、俺はなるべく痛くないよう、必死で顔を動かした。

「なに、そのブサイクな顔」

冷たく突き刺さるような言葉。
口をふさがれ続けて、さすがの俺も余裕がなくなってきた。
苦しいという感情が、顔に出ていたのだろう。

「キショい」

ふいに、口の中が軽くなった。みにゃもが左足を抜いたのだ。
ほっと安堵のため息をついた瞬間…

がちッ。

視界が一瞬光って、大きくブレた。
目の前にあったみにゃもの足が一瞬で消えて、茶色い天井に変わった。
ひと呼吸の間があって、俺は蹴られたことを理解した。
みにゃもが椅子に座ったまま、左足で俺の頬を蹴り上げたのだ。
遅れて痛みがやってきた。

ごすッ。

そして、蹴り上げた足のかかとが、無造作に、
ものすごく無造作に、俺のひたいにぶつかった。
思ったより痛くない…そんなことをふと思った。
勢いにまかせたカカト落としだったら、相当な痛みだったはずだ。
手加減しているのだ。みにゃもは心優しい少女だ。

「ごめーん、ちょっと強くやりすぎちゃった」

ゴミ箱にちり紙を投げたらはずしちゃった、ぐらいのノリで
みにゃもが謝った。
みにゃもの足がおでこにのっているので、
俺からはみにゃもの顔が見えない。
とりあえず、俺は触れているみにゃもの足に意識を集中した。
みにゃもは、普段から裸足でいることが多い。
みにゃものかかとは、健康的でどちらかというと少し固めだった。
なめらかで弾力があり、まったりとしていてしつこくなく…

「なんか、嬉しそうなんですけど」

がすッ。

再びみにゃもに蹴られた。同じ所を蹴られたため、
先ほどの痛みがよみがえるようにじんじんと響く。

ごちんッ。

そしてかかとが振り下ろされる。1回目より少し強めだ。
手加減もめんどくさくなったのだろう。
うめき声が出てしまった。

「ホントそうゆうのやめてよ。この変態」

あきれた口調で、独り言のようにつぶやく。

ぎゅっ。

不意に、みにゃもの左足のかかとが、俺のひたいをこすった。
そして、重たい感覚がおでこを離れる。
再び蹴られるのではないかと、俺は身を固くした。
しかし、そうではなかった。
何かひんやりとした感触が、ひたいに当たった。
みにゃもの右足のかかとだ。
床に足をつけていたため、右足は左足より体温が下がっていた。

ぎゅっ。

冷たい右足のかかとが、おでこの中心を押さえつけるように
のしかかり、離れていく。

ぎゅっ。

暖かい感触。今度は左足だ。

ぎゅっ。ぎゅっ。ぎゅっ。
右足。左足。右足。

プールのすみっこで座ったままバタ足をするように、
リズミカルに俺のひたいの上で交差するみにゃもの両足。
足と足の隙間から、みにゃもの顔が見えた。
ひどくつまらなそうに、半分目を閉じながらこちらを見ている。

ぎゅっ。ぎゅっ。ぎゅっ。
「へんたい、へんたい、へんたい」

リズムに合わせて罵声をあびせながら、同じ動きを繰り返した。
暖かさと冷たさが、同じ場所で明滅をくりかえす。

「へんたい、へんたい、へんたい」

俺はされるがままになっていた。
体中が熱い。みにゃもは相変わらず無表情だ。

「見ないでよ変態」

突然、俺の顔の左側が強く押され、顔がみにゃもの反対方向を向く。
みにゃもが両足の裏で俺のほっぺたを押したのだ。
反射的に元の方向を向こうとするが、足の力はこめられたままだ。
ぷにぷにした感触が、強い力で押しつけられている。

ぎゅううううう。

背伸びでもするかのように、力は増していった。
たまらず顔を背けるが、なお力強く押しつけてくるみにゃも。

ぎゅうううう。

足の裏側の感触が、土踏まずの部分を除いて、すべて伝わってくる。
俺はほとんど踏みつぶされているような状態になった。

「えい、えい」
ぎゅううう。ぎゅううう。

緩急をつけて力をこめるみにゃも。
俺の頬が、みにゃもが足に力をこめるたびに、奇妙にゆがむ。と。

「うわ、最悪」

急に、顔が楽になった。
一呼吸置いて、俺は自分の顔に違和感があることにきづいた。

「なんとかしてよ、ソレ。はい、ティッシュ」

情けないことに、俺の右鼻から血が出ていたのだ。
熱いのと、蹴られたり踏まれたりしたせいだろうか。

「右手、1回だけ使っていいよ。」

こたつから右手を出すことを許された。
ティッシュをつかみ、ちらりとみにゃもを見上げた。
足裏に鼻血がついていないか、確かめている。
みにゃもと目線が合った。

「言っとくけど、その手でボクに少しでも触ったら、
…二度と踏んであげないからね」

俺はあわてて右手で鼻を拭き、不器用にティッシュを丸めて
鼻の穴につっこんだ。

これでしばらくは大丈夫、かな?
俺は右手をこたつの中に戻した。すると。

むぎゅ。

みにゃもの足指が、俺の鼻に触れた。
そしてそのままティッシュの先を器用につまんで引き抜いた。
足首のスナップを効かせて、ティッシュを放り投げる。
俺の鼻から、たらりと、再び血が流れた。

「かっこ悪。さっさとなんとかしてよ。」

なにごとも無かったかのように、さらりと告げるみにゃも。
俺は、あわてて右手をこたつから出して、鼻に手をかけようと…

びたんッ。

右手から鈍い音がした。
みにゃもの左足が、見事に俺の右手の甲を踏んでいる。

「キミ、何様のつもり?ボクは『右手1回』って言ったよね?」

ぎりぎりぎり。
空き缶(アルミ)を踏んでつぶすかのように、力をこめるみにゃも。

「ぎ、ごめん…」

あまり鼻に力をこめないよう、小さな声で謝る。
しかし、みにゃもは聞こえていないふりをした。

「申し訳ございません、みにゃも様、だよね?」
「も、もうしらけごらいません、みにゃもさま…」

痛みと熱さで、目頭が熱くなっていく。

「踏んでいただきありがとうございます」
「ふんれいららき、ありらとうございます…」

言い終わった直後、ぱっ、と右手から足が離れた。

「もう…これじゃボクがいじめてるみたいじゃん」

飽き飽きした、という表情で自分の左足と俺の右手を
交互に見比べるみにゃも。
重圧が去った俺の右手は、少し赤くなっている。

「あ、あの…右手…」
「何ボヤボヤしてんの。口のとこまで鼻血が垂れてるよ。
 右手でも何でもいーから、早く拭きなよ。バカじゃない?」

椅子から立ち上がるみにゃも。
2,3歩前に出て、軽く両手を伸ばす。

「あーあ、お腹すいたなー。
 散歩に行くから、なんか作っといて。
 あとこたつ邪魔だから、片付けてね。 

扉の前で振り返るみにゃも。目線を下げ、
まだこたつの下にいる、息の荒い俺を見る。
俺もみにゃもを見上げる。
今まで逆光で見えなかった、
みにゃものとびきりの笑顔があった。

「お返事は、ワン、だよね?

(END)

そんなバブルソウトのトゥルウエンドゥで
お茶の間も大安心!いかがでしょうかッ!

スク水の花言葉は「みんなしあわせ」ですッ。

あと次回はプリキュア5GOGOの最終回だから、
みんな見逃すなよ!
  1. 2009/01/21(水) 18:47:47|
  2. わふる
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